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"自分になおる"ためにできること。

ストレスは感じない方がいいの?

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ストレスが原因って?

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よく言われますね。

病気の原因を調べてみると
そのほとんどにストレスと書いてあります。

でも病気やさまざまな症状で苦しんでいる方に
ストレスは感じてましたか?と聞いても
多くの方はあまり感じてなかったと言います。

ストレスって実はとても自覚しにくいものです。

何かを夢中でやっていたり
仕事なんだからそうすべき
そういう状態の時、ストレスが表面に出てくることは少ないです。

だから治療する側が使うストレスという言葉は
とても都合がいい割に患者さんは納得しにくいものです。

ストレスって何?

ストレスを僕は
思考と心のギャップとよく言います。

頭で思っていることと
心が感じていること
そこの差分がストレスなんじゃないかと思います。

その差が大きくなればなるほど
ストレスとしても大きくなる。

頭で考えていることは
思い込みや自分の中での常識など
こうあるべきと思っていることです。

しかし心は感じるものだから
そういう常識みたいなものに捉われません。

詩人ゲーテは言いました。

感覚は間違わない、判断が誤るのだ。

感覚を優先する

思考したことには間違いが起こります。
それは判断というジャッジを下すから。
価値観優先でジャッジをすれば時と場によっては
合わないことも当然出てきます。

感覚にジャッジはありません。
ただ、そう感じたということだけです。
それは間違いようのない事実です。

ただ感じただけでは何も生み出しません。
そこで感じたことから何かを生み出す作業を脳でするわけです。

感じたことを元に
思考によって創造する

そうすることで本当に欲することに近づきます。
欲するものに対して行動することもできます。

ストレスがない=幸せ?

ここで分けておきたいことがあります。
ストレスを感じやすい人とストレスを受けている人
これは違いますね。

ストレスは思考と心のギャップですから
僕はむしろストレスを感じるという人はまだましだと思っています。

なぜなら
感じているのだから。

よく
自分は幸せだからとか
自分は毎日を楽しんでいるからとか
だからストレスなんかないって言っている人がいます。

僕はそうなのかなぁって思うんです。

たぶんそれはその人の世界の中だけだとしたら
そうかもしれません。

幸せ=ストレスがない

というのはあまりに単純すぎる気がします。

主人公に何も問題や課題がない物語に
ハッピーエンドは成立しにくくないですか?

ストレスになるようなことを乗り越え成長する物語の方が面白いと思います。

それを出来れば
波乗りをするようにゆるく軽く越えていくことが
ストレスを受けにくくするコツなんじゃないかと思います。

どんなことがストレスになるの?

この世のストレスの大半は人間関係です。

心理学者のアルフレッド=アドラーもこう言っています。

僕のところに来る患者さんも
カラダの痛みや症状の原因を人間関係によるストレスと位置づけて相談に来る人がとても多くいます。

そしてその多くは
こんなことを言われたとか
こんなことができないとか
こんなことをされたとか

相手と自分のギャップで悩んでいます。

僕も今はかなり人間関係のストレスは減りましたが
昔は本当に死にたいと思うことももありました。

相手の評価や相手の価値観で仕事をしていたときは
本当に毎日が鬱々とした気持ちでした。

組織の中で働いているのだから仕方ない

そう思うことで毎日を乗り切っていました。

今思うととても小さな世界に生きていたなぁと思います。

CWニコルさんがある対談の中で

人間関係の中だけでくらしていると
人間関係ばかりに悩むようになる
自然の中でくらせば人間関係はほんの一部にしかすぎないことがわかる。

そう仰っていたのを読んで

あ〜そうだよなって思いました。

僕も先に書いた悩める時期に
家内にそんなに悩んでいるなら毎朝神社にでも行って
お百度詣りでもしたら?
そう言われてお百度詣りをしたんです。

すると
神様ではなくてね。
お参りを終えてベンチに座っていたときに
太陽の光が当たっている場所と影がある場所を見て
その日陰にもちゃんと生き物が生きているのを見て
太陽はちゃんと満遍なく陰もひなたも命を与えてるんだなぁなんて
思い浮かんだら悩んでいたことがパッと晴れた気がしたんです。

それまでは
太陽がまぶしいことも
月が出ていることも
風を感じることすらもできていなかった。

そういうことを感じられるようになったら
ストレスというもの自体が変わった。
悩んだり、苦しんだりが深刻じゃなくなって

小さなことにクヨクヨしなくなった。

これはストレスを感じないのではなく
ストレスを感じた上で消化するのがうまくなったんだと思います。

敏感なのと過敏なのは違う

ここでストレスをちゃんと感じることを勧めると
ストレスに過敏になっちゃうんじゃないか?

そう思う人もいるかと思います。

感じるというのは
自らがそのものを様々な感覚として捉えることだと思います。

そのことには敏感でありたいと思います。

ようはアンテナが高い人間であるということです。

なぜならば
その方がたくさんのことを感じるという経験ができるから。
学ぶことや気づくことも増えますね。

過敏というのは
とても極端にそのエネルギーを判別していますね。

免疫が働きすぎる感じ。

自然の中にはキレイか汚いかなんてことよりも
生きることに適切か不適切かの方が大事。

過敏になってストレスを離そうとすればするほど
その経験は得ることもない。

病気になって強くなることだってある。

だから自然を感じたり
カラダを動かしたりしながら
生きる知恵をつけていくことで
ストレスというものは
自分の成長の糧となっていくんだと思うのです。

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