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"自分になおる"ためにできること。

信頼の時間〜とあるセラピストのものがたり17

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こんにちは
まるさんです。

あっちゃんが来てくれて
さえみさんが施術をすることになりました。

まずはオイル選びのコンサルテーションをすることになります。

さえみさんは僕のやっている姿勢の診たてを真似しながら
あっちゃんとコミュニケーションを取りながら
オイルを選んでいく。

僕にはその光景が不自然で窮屈でならない。

だったら最初から
さえみさんが自分で選んじゃえばいいじゃん

そう言いたくなる言葉を飲み込む。

施術の提案というのは
ふたつしかないと思うんです。

こちらが予め用意したものを提案するか
受け手が感じていることを一緒に味わいながら
その時に相応しいものをチョイスする。

さえみさんは後者をしたいのだろうけど
そのスキルが伴わないために
ギクシャクしてしまう。

さらに
自分が相手に何か貢献したいという思いが強く
不自由や不安を探りにいってしまう。

あっちゃんとさえみさんが選んだのは
甘く優しい感じの香りのブレンド

新しい職場にはストレスがつきもので
それを和らげる香りを探して
そういう香りになったんです。

さて、次は僕の番

僕には香りの知識はほぼ0

だから最終的には
さえみさんの知識を使わせてもらうけど
香りのイメージができあがるまでは
僕の仕事。

僕とあっちゃんが話を始める。

すると
あっちゃんの表情がガラッと変わりました。

ひと通り話したら

柑橘系の爽やかな香りのチョイスになった。

あっちゃんの感想を聞いて
さえみさんはその違いに圧倒されたみたいでした。

「もう、ふたりの空間になって
そこに情景すら浮かんでくる。
色や香りもここに感じられて
目眩すらしました。。。」

僕は引き出そうとか
気づかせようとか

そういうのは無意味だと思っています。

だから今を楽しむことが大事だし
今は過去から続いてきていて
あっちゃんの歩みみたいなもので
そういうものに関心を向けていただけ。

会話のテクニックとかではなく
僕があっちゃんとの時間を楽しんだだけ。

そうしていれば
自然といいムードになるに決まっています。

最初のコンサルテーションの時間
ここで施術のすべてが決まってしまいます。

この時間は信頼の時間

恋愛に例えたら
デートに誘うムードづくり

逆に言えば
この時間が良ければ
間違いなく
いいゴールが待っています。

僕とさえみさんの
決定的な違いは

何のための時間なのか?

オイル選びの時間にするのか?
信頼の時間なのか?

ただそれだけで
選ぶオイルすら変わってしまうのです。

****************************つづく⭐︎

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