club marusan

"自分になおる"ためにできること。

あり方さがし~とあるセラピストのものがたり11

12721875_981026511987922_2100476660_n

こんにちは
まるさんです。

4月になって
桜も満開

今週もさえみさんは
僕のところに学びに来ました。

最近はモニターセッションも
順調にできてきて

毎週、何かしら
疑問や問題点を持ってきます。

そんな中で
今回は
接骨院の先生たちに教わったことを
アロマセラピーを受けに来た方にやろうとして
??ってなったことを話してくれました。

「クライアントさんにどこかお体で氣になるところはありますか?」

そう聞いたら

「右の腰が痛い」

そう仰ったそうです。

そこで接骨院の先生たちに習った
カラダの見方をつかってみると

左の骨盤が動きにくく
足の長さにも違いがあって
右が痛いなら
カラダはこういう歪み方をしているんじゃないか?

そういう診たてをしたそうです。

すると接骨院の院長は

「症状から推測するのではなく、カラダを診て症状を考えないとね」

といつも僕に言われていることを
さえみさんにそのまま伝えたみたい。

さえみさんはカラダのことがまだわかっていないから
それが疑問になるわけです。

どうすればカラダを診て症状がわかるようになるんだよ!

ってことなんですね。

カイロプラクティックって
アメリカ人が考えたから合理的発想なんですよ。

結果がこうだから
悪い部分にアプローチすれば
正しくなる

悪いところをみつければ
そこを直しなさいという考え

だから悪い部分の見つけ方

これが大事ね。

しかしこれを日本人がビジネスと掛け合わせたときに
ある意味パターン化して術者を大量生産しやすくした人がいるんです。

うちの親会社の社長さんは
そういうことをした。

これはこれですごく画期的で
僕もこれで学んだおかげで今があります。

ただ、盲点があるのね。

それは自分でそのあとしっかり勉強し直さないと
ビジネスカイロで終わっちゃうんです。

商売としては成り立つ
けど
本当の治療になるか?
本当に治るのか?

そうなった時にとても疑問が多い方法なんです。

社長も僕がそこに気づいたときに

「まるちゃん、これは僕がビジネスとして考えたときに
この方法が最適だと考えた理論なんだよ。
患者さん、術者、経営、その3者が料金や満足感などで
一番、納得がいくところを落としどころに考えたから」

そんな話をしてくれました。

ビジネスとしたとき
患者さんは「真の治る」なんて求めていない
だから「満足」が大事なんだという発想。

術者だって生活のために働く人がほとんどで
その生業としての技術とノウハウが身につくわけだし
そもそも給料を貰って生活することに不自由がなければ
別に真理を追求する必要なんてない。

その当時の僕は若かったから
そりゃあもう、反発しましたよ。

そんなのは正義じゃない!!ってね。

治療するということを
とっても神格化、神聖なものにしちゃった。

まぁ、それで僕は会社を追われ
分社化した治療院を法人化し
自分でやることになったのだけど。

その当時は患者さんも
一日100人以上来てたから
僕は毎日、相当な数の患者さんに触れて治療してました。

でも、これじゃダメだって思うようになり
自分の中で
患者さんとどう関わりたいのか?
どんな方法が相応しいのか?

そういう問いを毎日かけ続けるようになった。

そんなとき
僕のオヤジが癌に侵され
3ヶ月であっさり逝っちゃった。

その3ヶ月で僕は
父の命と引き換えに
治療法じゃなく
あり方なんだっていうことがわかった。

無力さの中で
ただただ僕が触れたときだけ
父は痛みから解放され
お腹が動くのを感じ
そしてオナラが出た。

今思えば
それは僕が無力で
力を手放して触れたから
そういう現象が起こったんだと思う。

それから僕は自分のあり方を探した。

そして
接骨院のスタッフにも
それを強いた

接骨院のスタッフたちは
当然、そんなことはわかるはずもない。

だって彼らは
職業だし、生活のためなんだから。

僕は求道者になってしまったんだな。

自分が真の治せる人になるために
どんな人物であるべきか?

いい人でもないし
仙人のような人でもないし

愛ってなんだろう?

そんなこともたくさん考えた。

様々な経験と失敗を繰り返し
最近やっと

ビジネスでやるなら
面白くやったほうがいいじゃん♪

治療家なんて名乗るのも
自称であって
上を見たら
その人がいるだけで治っちゃうなんて人もいるんだから
もう、そういうのも手放してさ

自分が関わりたい人たちとの世界観の中で
必要なものを創っていけたらいいんじゃないか?

そう思えるようになってきたんだよね。

だからこそ
僕は接骨院での教えをぎこちなく守ろうとする
さえみさんに言いました。

「本当にそういう施術がしたいの?」

「あなたのカラダはこうやって歪んでます。
足の長さがこれだけ違います。
ほら、良くなったでしょ?」

「そういう関わりがしたいの?」

モデルに来てくれていたゆりさんは
ダンスや創作活動をしているパフォーマーでありアーティスト

さえみさんの長い友人です。

ゆりさんはそういうの喜ぶかな?

僕はゆりさんの方を見ました。

そしたらゆりさん
なんか少し難しい表情をして

「背骨、ゆがんじゃいけないのかな?」

そう口にしました。

**************************************つづく☆

© 2017 Shouichi Maruyama . All Rights Reserved.