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"自分になおる"ためにできること。

関わりをつくる~とあるセラピストのものがたり10

まるさん

こんにちは
まるさんです。

桜も少しずつ咲き始め
もう暖かくなってもいいんじゃない?

そんな気分ですね。

アビスパもナビスコですが
ようやく一勝して
これから波に乗ってほしいところ。

ここのところ
さえみさんの個人レッスンも
毎週のように時間をつくり取り組んでいます。

さえみさんも
友人知人のカラダを借りて
モニターセッションをしながら
日々、疑問を感じ
学校と現場の差に少しずつ戸惑いを感じるようになってきました。

先日話した
人との距離感の詰め方

夜働いている飲食店で試したところ
お客さまと仲良くなれて
多少のミスがあっても許してもらえたり
信頼感が増したとのこと。

ただ、やはり
リアルな場というのは緊張するなという方が無理ですね。

今日は関係性の前提が
施術の方向を決めるってことをまず話すね。

まずは
患者と先生

この関係性になって向き合ってみる

どう感じるか?

悪いところをお互いに探す感じがします。

そうね
そう見ているし

僕はこの関係性が手技療法をする上で
あまりしっくりこなかった
だからこういうカフェのような空間にしたし
白衣も脱いだんだ。

僕は普通のひとりの人間として
目の前の人に関わりたい
そう思ったわけ。

悪いところを探すのがダメなんじゃないよ
それは時に必要なことがある。

調子が悪くて治療に来る人は
そもそも自分のカラダや体調が悪いって感じてる。

だから
何が悪いって言ってもらうと
安心できたり、治療も進むことがある。

僕も患者さんが鬱だって言うのを
そうじゃないよって伝えてしまって
こじらせてしまうことになってしまった。

そんな経験もあるくらい。

入口はその人を迎える窓口だから
どんな風に自分を見ていても
それがその人にとっては事実なのだから
そうですねって受け止める。

そういうことが必要。

そこでそれぞれが
自分の専門分野から
その原因を紐解いていくのさ。

でもまたここで僕は疑問に思ったんだ
原因は無数にあるってね。

腰痛の原因って言っても
さまざまだし
何よりも患者さん自身が
自分の腰痛はこれが原因じゃないかって
疑っている。

筋肉が張っている
背骨がゆがんでいる
精神的に悩みがある
姿勢の問題。。。

たくさんあってキリがない。

それぞれの専門家は
それぞれの切り口で
あなたはこれが問題ですよって
言うし
言われた方も
やっぱりなぁって納得する。

そういう関係性の中で
多くの治療院は成り立っているんだ。

僕だって背骨が好きだから
背骨を指標にしているしね。

ただそれを原因にしたりはしないな。

背骨がゆがむから調子が悪い
背骨がゆがんだから病気になった

本当にそうなのだろうか?

本当は
調子の悪さが背骨に現れたんじゃないのか?

僕はそう考える
だから背骨から診て
調子を整えていく

カラダが動きやすいように
呼吸がしやすいように
唾液が出やすいように
お腹が動くように

そうやって
カラダに本当はどうしたいんだろう?って
問いかけながらカラダの欲求に従っていく。

それが自然なんじゃないかな?

痛みを無くすのではない
正しく動く体に戻していく

カラダの正常さ
カラダの健全さ

そこに意識を向けていきたい。

僕が今まで疑問を感じ
今の時点で説明できることは
伝えようとしてみた。

さえみさんは言う
「まるさんは教えるのは苦手と言うけれど
まるさんはダンスの先生に似てるなぁと思いました。
ただ、振り付けを踊る、型を真似るということだけではなく
そこにある空気感、今の状態で反応していくもの、
インプロビゼーションをとても大切にしている先生に
教わったことを思い出しました」

僕もこれには少し驚きました。

自分が伝えていること
それをさえみさんはこう表現してくれて
僕が施術の時間で大切にしている
ライブ感がちゃんと伝わっていること。

あぁ、やっぱり
こういう感性の子は教え甲斐があるし
こういうやりとりを僕自身も求めていたことを自覚しました。

施術は作業じゃなく
時間を共有しながら
体験をつくっていく
創造的なもの

だからこそ
その場その場のシーンで
楽しいやりとりが生まれてくるような氣がするのです。

*****************************************つづく☆

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