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"自分になおる"ためにできること。

背骨をまっすぐにするというのは

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こんばんは
まるさんです。

今ね
ヒトのカラダのみかたを身につける
トレーニングプログラムを考えてます。

なぜ身につかないのか?
それが少しわかってきました。

できるようになる人と
そうでない人

たくさん勉強すればいいってわけじゃないみたいですね。

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今日は背骨の誤解について書こうと思います。

背骨のことを「大黒柱」のようによく言うので
背骨は柱のようにカラダの真ん中にどーーーんとそびえ立つイメージで捉えている人が多い氣がします。

たしかに背骨はカラダの真ん中にあります。
ただそれは
カラダを正面から捉えたときだけです。

横から見たり
上から見たりすると
真ん中ではありません。

骨格で言えば
カラダの真ん中は空洞です。

そして背骨は揺れます。

24の椎骨は
椎間板という水分で満たされた軟骨でつながり
ゆ〜らゆ〜ら
揺れながらバランスを取っています。

だからいくら背骨だけを整えようとしても
難しいのです。

僕も姿勢のことはよく患者さんに話すので
姿勢の悩みをきっかけに来院される方は多いです。

そういう方はやはり
背骨をいかにまっすぐ立たせるか?
そういうところに意識が向いているんですね。

地面に着いてるのは?

そう尋ねると
「足?」
そう答えます。

背骨は足と頭の間にあります。

なので
足ー骨盤ー頭
このバランスが大事なんですね。

人間は足から進化した。

フランス人のイブ・コパンス博士は
地殻変動によってアフリカ大陸に大きな山脈ができ
森と平原に分かれたことがきっかけで
平原に残された霊長類が二足歩行を選択し
人類になったという説を説きました。
その当時の脳はチンパンジーと変わらない大きさだったそうです。

だから足から進化したと立証できるそうです。

人間の足は
地球上で唯一無二の形状です。
それは踵と土踏まずがあること。

速く走ることを選択した動物は
踵を地面に着けずに歩きます。

人類はそう進化しなかった。

それは道具を使う手と
それをつくる頭脳があったから。

この踵があるからこそ
直立できるわけです。

左右の踵をつけると
踵の淵がまるでお尻のようになることからも
踵自体が骨盤と相似形になっています。

足裏

(※ http://www.k5.dion.ne.jp/~packer/taiwan/footmassage-j.htmlより図を引用しました)

ですから背骨を大黒柱とするならば
踵という土台のことを忘れては立つことはできません。

だから足さえしっかりしていれば
背骨は結構ちゃんと立てるわけです。

人間の背骨というのは
どんな生物の背骨よりも自由度が高い。

360°見渡せる構造になったおかげで
背骨で進まなくてよくなりました。

そして
背骨が直立した最大の功績は
気道を広げ、声帯ができたことで
言葉を使えるようになったこと。

喉が使えるようになったんです。

直立したことで
内臓も横から縦になった。

今まで下を向いていた内臓は
前を向いた。

支えかたが変わったんです。

骨盤は内臓を下から支えるようになって
背骨はまるでオタマの柄のようになった。

どんな動物よりも
骨盤の弾力性を持つことになりました。
そんなクッションで支えられた
人類の背骨は上へ上へ伸びた方が氣持ちいい。

下から湧き上がる力が
背骨を上へと導きます。

足はもともと
魚の腹ビレでした。

腹ビレも上下のコントロールに使います。

魚だったころを思い出してみれば
背骨が柱のように硬くはならないと思います。

背骨が悪いんじゃなく
背骨をカラダの一部としてしか見ていないと
うまく使えないってことでしょうね。

まっすぐに立たせることが大事なのではなく
カラダの機能をたくさん使うことで姿勢というのは
良くなっていくものだと思います。

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