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"自分になおる"ためにできること。

野球選手の肩

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糸島のたけちゃん先生とのランチ会の中で

プロ野球選手を目指している方がおられました。

肩を怪我してから
事あるごとに感じる肩の違和感や不調
それを感じるたびに不安な気もちになる。

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そんなお話でした。

肩に対して感じているのは
腕が伸びない、棘下筋が固くなってそこが邪魔する感じ。

そういう印象をお伝えくださいました。

ポイントとしては

◼︎肩の動きはそこだけではないということ。

◼︎カラダ全体のバランスを診ること。

◼︎気になるところの状態を改善すること。

この3つは最低限考えておきたいですね。

頭の中と感覚はこの肩の後ろ側からの制限ばかり気になってしまっています。

それをカラダの連動性と違和感の解消で可能性の方に目を向けることを目的に設定します。

彼の性格から考えると
自分の可能性を体感すること
自分でできるという自信

その両方が必要です。

要は言葉や動機づけよりも事実をつきつけることが大事なんです。

左右の肩をくらべると
右の肩は40度くらいまであげると
ズシッという重みを感じ、動きの制限もあります。

まずは
彼の重心をチェックしました。

すると左足にばかり荷重がかかっています。
右足はほんの添え物のような感じ。

僕の指先だけで持ち上がってしまうほどでした。
相手は野球選手です。

人間のカラダは足と同側の腕の連動を言えば
足が踏めなければ、腕は上がりにくくなります。

彼の脚を触れると
腿の前側の筋肉ばかりで脚の動きをコントロールしているのがわかります。
後ろ側が使えないと脚は伸びません。

なので骨の動きを見ながら
筋肉の収縮の方向を確認しながら皮膚のハリや腱のつっぱりを診て
すべてが連動するように骨の位置を戻します。

すると足が踏めるようになりました。

次に
腕が伸びないという感覚

筋肉で骨を動かしている感覚の人は
カラダが伸びません。

なぜなら硬くなった筋肉で骨の動きが制限されてしまうから。

ただ、骨の動きというのは螺旋状に動く連動性があるんで
そこを利用してガイドすれば骨を中心とした伸びる動きが可能になります。

これは頭の中のイメージが作り出すマジックでもあるんです。

骨は硬い
そういう認識があり、筋肉の硬さを感じればさらに
そういう認識が強まるために脳内は自分のカラダに硬いイメージを植え付けていくんです。

それを骨はつながりで動いているという当たり前の認識に
変えていくことと、その動きを反復することで理解させていきます。

もうひとつ
肩が前に出せないと首の動きにもブレーキがかかります。

哺乳類は前足の長さと頭の動きが比例するようにできています。

ということは人間に置き換えると
腕をガイドに首が動くと首の力がほとんど必要なく動かせます。

腕が振れない感覚があれば
首の後ろ側の筋肉がカラダの方に引き込んでいつも緊張した状態になります。

それを腕〜肩〜首という連動性を見ながら
一番気になっている、棘下筋に触れていくとスッと硬くなっていた部分が抜ける感覚がありました。

すると数分でしたが
側から見ても腕が長くなり、スムーズに振れるようになりました。

このようにカラダの問題はカラダを診ることができれば簡単に解決法が見えてきます。

硬い筋肉をいくら揉んでもよくならないのは
そこだけ診てるから。

腕が伸びなくて痛いのなら
腕が先行して前に出たときに後ろに引き込む力が働いたはず。

その原因をみつけて
そことのバランスを取らないから何度も同じことをやってしまいます。

カラダの問題はカラダに触れる方が早い

そこに意識や感情、感覚を取り入れるから
さらに効果が出やすくなるというだけ。

もちろん、これで治りました!
なんていうことはないので、そこを踏まえながら練習や治療をしてねって言いました。

彼のようにプロ野球に進みたい!
そういう明確な目標がある人にはここに各専門家がチームで関わって
サポートできると面白そうですね。

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