club marusan

"自分になおる"ためにできること。

治スイッチ!となる関わり

IMG_3880

名古屋でのまごころセラピスト育成塾も
後半戦になってきました。

12071729_423449601182586_1159080083_n

セラピストさんや治療家さんと話をしていて
やはり僕たちの仕事は本当に純粋に楽しむこと
カラダやココロと遊ぶようになることが必要だな〜って
思います。

彼らは患者さんの悩みに真摯に耳を傾け
一緒に悩みます。

その眼差しはとても温かく
とても患者さん思いにも映ります。

しかし、そのことが
かえって混乱をつくったり
依存を招いたりしていることに
気づいていなかったりもします。

こういう業種で働く人は
純粋で真面目な方が多いです。

人の悩みや不調になんとか力になりたいと
熱い思いを持っておられます。

しかし、実のところ
治療や施術というのは
とても冷静で淡々としたもの
感情を挟むことがないものだったりするので
思いと現実のギャップが大きく感じるでしょう。

カラダを観ることがカラダの専門家

例えば患者さんは
仕事のせい、育児のせいでカラダを壊したって
僕たちに言ってきますね。

それを真に受けてしまうと
カラダを観ずに仕事の影響を見てしまいます。

治療の対象はカラダなのに
環境や生活を無理に変えようとしてしまう。

本質を話せば
どんな仕事や育児の環境であっても
痛まないカラダに治すのが仕事。

それを患者さんに
求めるのはお門違いです。

そういう話になると
とっても苦しそうになるセラピストさんが結構います。

やり方や方法はたくさんあって
それらを教えているところもたくさんあります。

まずはそういうことから教えるから
結構、楽にすることもできちゃいます。

しかし、その考えがどうして
その技術や知識に行き着いたのかを掘り下げないので
創始者の意図が汲めていないことがほとんどです。

そうなると
硬いからほぐす
歪んでいるから整える

そういうことで完結してしまいます。

これは自然療法ではなく
対処でしかないです。

カラダが治るプロセスを意識する

カラダが治るのには
治るプロセスというのがあります。

そういう時間の経過を読みながら
その人の状態や関心を捉えていくことで
治るという現象へと方向づけしていくことが大事なのです。

仕事や育児が原因で痛くなったと
言っている患者さんの原因は変えることができないものです。

それを無理にアドバイスする
ましてや
サラリーマンや母親を経験したことのない人間が
それをいくら改善しようとしても本当のところがわからないのであれば難しいでしょう。

そういう人たちは
そうなるまでのプロセスがあります。

そしてそれを引き起こした
思考や癖があります。

そこをカラダから捉えていくことが大事です。

ムードが場をつくる

治療院っていうだけで
何か病院のように振る舞うセラピストさんもいます。

症状の話やあれが良くない、これが良くない
こんなことに気をつけましょう。

そういう話や雰囲気ばかりでは
ちょっと暗いムードになりますね。

そういう空気もカラダには影響します。

深刻な空気は重苦しくさせますし
あまり深く関わろうとするのも窮屈です。

先日、一流ホテルのラウンジに行ったら
ホテルの方たちはまるで影のようで
さりげなく気配を感じさせずに
水を変えてくださったり、心配りをしてくれます。

居酒屋さんなんかに行くと
水がなくなればすぐに来て
いらない水を注ぎにきます。

本当に場を大事にするのであれば
人を見すぎるとそこに緊張感が生まれてしまいますね。

そこには思惑が生じてしまうのです。

思惑が引き起こす経験

思惑は人に影響をしますし
人が関心を示します。

なので思惑が生じれば
足を引っ張る人も出てきます。

水をすぐに注ぎにくる店員さんは
サービスしているつもりであって
サービスよりも思惑に意識がありますね。

治療をする上でも
治療よりも思惑に意識が向けば
その場はコントロールが必要になります。

お互いのムードに意識を向ける

患者さんは痛いところや不調にばかり意識が向きます。

そういうところを踏まえるのはもちろんすべきことです。

しかし、セラピストさんは
そこに囚われすぎずに、ムードを高めてほしいのです。

感情というのはある意味、道標となります。
凹んだ状態で良い結果には向かいません。

患者さんが治るぞっていう気になる方向へと
感情を導いていくことに淡々と取り組むことじゃないかと思います。

そのためにも
まずはセラピストさんが
自分の感情というものの動きをよく観察してほしいなと思います。

感情と思考が対立すれば
そこには葛藤が生じます。

そういう葛藤の中で悩むのではなく
感情の心地よさを感じ取ってその流れに乗る訓練をしてほしいのです。

自分にできるようになれば
患者さんにもできるようになります。

まずはそういうムードを自ら高めてほしいです。

必ず人は良くなる

人は人の影響で良くも悪くもなります。

お互いが欲する関係性を築けば、それは良くなるしかありません。

そういうことを理解した上で
自分が人を良くするお仕事をしているという
幸せを感じながら日々過ごしていただきたいと思うのです。

それがわかればセラピストという職業でなくとも
人を癒すことや良くすることは
どんな仕事でも可能であることがわかると思います。

まずは自分が心地よく、感情を道標に
生きてみてほしいと思います。

© 2017 Shouichi Maruyama . All Rights Reserved.