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"自分になおる"ためにできること。

治療院で働くということ

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今日は一気に寒くなっちゃいましたね~
もう夏はおしまいかな。

しっとりとした雨の日は
静かにサロンで過ごす時間が心地よいです。

昨日、とある治療家さんと話をしていてね

自分が今までやってきて、これは自分の宝だって思えることはなんですか?

って聞いたの。

そしたら

「僕は誰よりもカイロプラクティックとは何か?ということを考えてきました」

そう言うのです。

誰よりもって誰?と聞くと
一般的な治療家たちとのこと。

次に

どんなことに一番、夢中になれますか?

そしたら

「誰にも邪魔されずに治療に集中してるとき」

と答えました。

邪魔されずに?

その邪魔しているものは何なのかを訪ねてみると
治療院の中で起こっている人間関係が影響していました。

治療院が戦場になっている?

兵士

これは
お勤めをしている治療家さんによくある悩みです。

自分のやっていることに口出しされること
先輩や先生に時間のことや技術のことで指摘されること

誰が上手いとか人気があるとか
そういう序列というかランクをつけられること

僕も昔は
接骨院グループの会社にいました。

治療実績をランキングで出されたり
リピート率を出されたり
売上で競わされたり

もうね
毎日が戦いでした。

何と戦っていたかというと
会社の方針と自分の信念との戦いだったと思います。

戦争に行かないと
自分は殺されてしまう
死にたくなければ戦え!

そう言い聞かせて働いた時期があります。

たしかに数字は出るようになりましたが
理想の治療家にはなっていませんでした。

給料も歩合制だったから
治療し、リピーターをつけ、指名と紹介をもらわないと給料が下がってしまう。
だからもう、必死でしたね。

でも、今思えば
その当時の僕には自分の目指す治療家像が
会社で影響力を持つことになっていましたね。

そのために力(権力)を持てる存在になることを目指していました。

その力は正義を振りかざすための鎧のようなものでした。

結果、僕はクーデターに遭い失脚することになり
すべての権力を手放すことになりました。

成功よりも成長を

戦いに敗れてすべてを失ったことで
身ひとつの自分を忘れていたことを思い出しました。

成長に戦いが必要だと思っていたこと
成長のための競争ではなく、単なる強さを誇示するための競争になっていたこと。

治療院でみんなと働くと
なぜかこういう図式や価値観だけになりやすくなります。

この治療家さんも
「自分は周りが言うほど劣っていない」
そういう自負があります。

ただ技術的な評価は圧倒的な違いがない限り
なんとも言えないでしょう。

いや
圧倒的な違いを見せたとしても
同じ治療家同士そう簡単にお互いを尊重するでしょうか?

治療院の中では成功よりも成長を重視してほしいと思います。

治療院で働くメリットは?

治療院で働くメリットは
環境が用意されているということです。

その環境を存分に生かすのであれば
在籍している間にどれだけ多くのことに関わることができるかです。

環境が用意されているからといって守りに入り
給料がもらえないならとか
責任をなるべく持たないようにとか
それはあまり勤めをするメリットが生かされていない気がします。

僕が会社で勤めをしていたときは
教材をつくったり
チラシや看板をつくったり
給料の計算をしたり
新規店舗の契約をしたり
面接をしたり
フリーペーパーを発行したり
海外からの講師のセミナーの映像を編集したり
治療以外のことを営業時間外にたくさんやりました。

それはそこに経験をするチャンスがあったからです。

ただ給料を払ってくれて
やるだけのことをやってくれればいい
そういう会社じゃなくて良かったと思います。

すごくいい治療家とは?

僕が考えている
すごくいい治療家さんとは
やはり人生の経験と思考のスキル
そして何よりも
行動力です。

環境を与えられているならば
環境に依存せず
自ら経験を積むために積極的に働くこと。

そして
たくさん失敗して
たくさん怒られたらいいです。

理不尽さを経験できるのも
勤めているときしか経験できないものです。

どんなことも治療の肥やしにできるように
治療家さんの相談に乗るときはその経験に賛辞を贈りたいと思っています。

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