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"自分になおる"ためにできること。

患者さんといい信頼関係を築くために

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いい施術をするには

いい信頼関係を築くことが大事です。

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そういう話は
よく本やブログにも書いてあります。

でも、信頼関係って
マニュアル的に何かしても
簡単に築けるわけではない。

僕がやっている
まごころセラピスト育成塾は
この信頼関係をどう構築するか?

そこをメインに教えています。

患者さんの話を聞くスキルは関係ない

よくあるのが
患者さんの話をよく聞く
みたいな話。

こちら側が一方的に話すのは
まぁあまり良くはないのはわかるとして
じゃあ、聞き方だって言って傾聴などを学んだり
カウンセリングの手法を学んだり
セラピストさんや治療家さんはその答えを探そうとしています。

僕はあまりそういうことは意識していないですね。

そもそも治療をすると位置づけた時点で
何かをしてあげたい
とは思っていない。

だから話を聞くことにも
それほど僕は拘っていないです。

治療にしてもサービスにしても
僕が何かしてあげたいと思った時点で
僕の意図が入ってしまうので
それはちょっと押し付けがましいかな?と
思うわけです。

居酒屋さんとかなら
楽しんでいただくためになんてことも
時には必要かもしれません。

でも、治療院やサロンという場の楽しみ方はそういう楽しみではないと思います。

問診は必要なの?

よくフォーマットのように
問診をとったり、施術のコンセプトを話したり
不自然に共通点探しや、共感ポイントを探したり
こういうのも体調が優れないときは億劫なものではないでしょうか?

僕の信頼関係を築く基準は
愛と慈しみを行動のベースにします。

というと難しくなるので

してほしいこと、望んでいることに気づくアンテナをいかに高くするか?

そういう感性を日々鍛錬することです。

そして、それを感じたときにいかに自然に行動できるか?
ということをくらしの中で磨き、深めることです。

そうやっているうちに
人が望んでいることをキャッチできるようになっていきます。

そのためには
何でも進んで取り組むという姿勢と
すべて自分ごとに捉え直すという訓練をします。

それは同調するということではなく
自分の経験から理解しようとすることです。

死にたい思いに寄り添ったことのない人に
死にたいという相談は来ません。

だから自分の毎日を深刻に悩み必要はありませんが
問いかけ、思考し、創造することをしっかりしておこうとは思います。

いくら問診をしようとしても
患者さんが話してくれなければ全く意味がないということです。

まずは
わかっている

こういう安心感を創っておきたいなと思うわけです。

信頼関係は人に求めることではない

信頼してほしい、わかってほしい、信じてほしい
そういう人に信頼を寄せることはできますか?

僕は僕に影響を与えようとする人をはじめから信頼しようとは思いません。

それよりもお地蔵さんや菩薩さんのように
そこにいるだけでホッとする存在の方が頼りになります。

僕がもうひとつ心がけているのが
自分の働く環境や場を大事にすることです。

小さくても丁寧に環境をつくること
そうすることでそこにも安心が生まれてきます。

さっきまで痛かったのが
この部屋に入ったら痛くなくなった

そんなことをよく患者さんが言います。

そういう場をつくって
安心できるように
調えておきたいと思います。

信頼は求めるものではなく

信頼は感じるもの

だから言葉も技法も脇において
相手を信頼すること
この人はちゃんと良くなる
だから自分はすべきことを淡々とする

そうやって感じ合えば
自ずと芽生えていくのではないかと思います。

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