club marusan

"自分になおる"ためにできること。

20万人のカラダが僕に教えてくれたこと【4】

IMG_3376
こんにちは
まるさんです。

20万人のカラダが僕に教えてくれたこと【1】
理想的な立位の再現

20万人のカラダが僕に教えてくれたこと【2】
感覚器を内包する脊柱

20万人のカラダが僕に教えてくれたこと【3】
直すを捨て、ラクをみつける

このシリーズも4回目です。

ここまではカイロプラクティックの哲学を継承しつつ

パターン化された診立てから

パターンと癖を照合することで

よりパターン化されたモデルにリアリティをもって施術できるようになりました。

脊柱は

重心と目の動き

その調和の中で側弯し、生理的弯曲の波が変化する。

多くのカイロプラクターが

この側弯や生理的弯曲の変化に正否を唱えることに

僕は違和感を感じ

治療(アジャスト)をすべての人が必要としているか?

というと

多くの人は治療なしでも、腰痛や首の痛みは解決します。

しかし、ごくわずかな人にかぎっては

アジャストが必要になります。

その違いはココロの状態が大きく左右しているとわかりました。

カラダが素直に反応する人はココロに正直です。

正しいココロであるとか

清らかであるというのではなく

自分のココロに正直に生きている方が

カラダの反応も素直で

こちらとしてはちょっとした方向づけだけで勝手によくなってしまうこともあります。

姿勢はココロの鏡

癖をベースに脊柱のパターンを検証する中で

ふと思ったことが

この人は今、悲しいのかな?とか

何か不安を感じている?とか

そういう感情を捉えているなということ。

聞いてみたら

その通りだったり

急に涙を流す人もいました。

僕は見えるとかそういう能力がある人じゃないから

自分が一体何をもって

そう評価しているのかを知りたくなりました。

腰痛を起こしている人の姿勢をみていくと

*立つとカラダが前のめり

*座ると足を広げ、背もたれに寄りかかる

*片足に重心を預ける

*呼吸が浅い

*足に重さやむくみを感じる

身体的にはこのような感じでした。

実際、この姿勢を真似てみると

すごくイライラします。

それと同時にどこか哀しさを感じたり

寂しい気分にもなります。

もしかしたら

体感→脳という図式があるとしたら

そういう姿勢をとることでそれに似た感情が出やすくなる

または

そういう感情のときは知らず知らずにそういう姿勢をとる傾向があるのではないか?

そんな仮説を立てました。

IMG_3919

感情と感受性

姿勢と感情はつながりがある

そこにアンテナを張るようになると

当たり前のように

そういう研究をしている学者や治療家が

たくさんいることを知りました。

サーノ博士のヒーリング・バックペイン

とか

キャロル・ライトバーガーの感情地図など

様々な分野の人がその関係性を説いていますが

ここで?となることは

こういう痛み、こういう症状は

こういう感情

こういう病気は

こういう感情

…..

僕は本に書いてあることは

とりあえず実際に確認したくなるので

患者さんで統計をとってみました。

しっかりと理解するまでは数年単位で否定せずにやりこむ!

こういう方針なので

じっくり検証していく中で

このタグ付けはちょっと飛躍しているように思えます。

感情というのは単純に今出ているものが何かカラダに影響するわけではなく

本人も忘れているような潜在的な感情がたくさんあります。

そういう感情をひとつひとつ精査しながら

その症状に影響を与えている感情というものを明確にするには

相当な心理テクニックが必要になります。

たくさんの人を診てきた結果として

感情と症状を結びつけることよりも

カラダに顕われた感情は症状ではなく

思考と結びつくことで症状に影響を与えるということです。

それは

野口整体の創始者野口晴哉先生の体癖論の中にある

腰椎と感受性の関係性がヒントになりました。

思考パターンと感情の結びつきは感受性です。

何をどう感じやすいのか?

それを体癖論は理論的に解説してくれています。

そこから僕が理解したのは

カラダを整えていけばココロは整うし

カラダはココロを整えると良くなるということ。

だとしたら

僕の役割は

カラダとココロをフィットさせること

この両者のチューニングを合わせること

そんな治療観が出来上がりました。

octave-tuning-stratocaster

思考と感情の役割

思考と感情をつなぐ感受性

この感受性は性格みたいなものなので直すことはできません。

ただ、思考や感情というのは

いい思考をしているときに結びつく感情と

悪い思考をしているときに結びつく感情があります。

思考というのはこれも癖で

いい思考の癖がある人は

いい言葉を選び

いい問いかけを自分にしています。

悪い思考の癖がある人は

言葉選びが下手で

いつも同じ種類の問いかけを自分にしています。

要は考えるスキルが低いのです。

そこはより良い考え方

より良い智慧でサポートする必要があります。

そして何よりも

その考えだから

その感情と結びついてしまうということを

これも体感として理解させることが必要です。

思考というのは新しい何かを創造するときに使うようにしていると

いい思考が身につきます。

そして

感情はいい思考をしているかどうかのバロメーターでもあるのです。

8_pc_article

ココロに触れる

カラダからココロに触れることは可能なのか?

不思議と施術していると

ココロが穏やかになる人がいます。

それが一体どうしてなのか?

カラダとココロはどうやってつながっているのか?

本当に

カラダとココロのチューニングはできるのか?

この課題は

僕の施術を大きく変えるきっかけにもなりました。

カラダのラクをみつけ

いい思考を学び

ココロを落ち着かせる

もしこんな施術ができたら

整体やカイロプラクティックという枠を超えた

新しい調整法になるかもしれない。

そんな希望を感じるようになったのです。

つづく

次回は

ココロへの探求です。

おたのしみに

© 2018 Shouichi Maruyama . All Rights Reserved.