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こんにちは
まるさんです。

20万人のカラダが僕に教えてくれたこと【1】

20万人のカラダが僕に教えてくれたこと【2】

このつづきです。

理想的な立位の再現

運動器と感覚器をつなぐ脊柱という概念の発想

これらから得た着想は

教科書的な肉体ではなく

より生きたカラダの探究というテーマを深いものにしました。

感覚的なカラダと現実的なカラダ

カラダが感じている何かは

もしかしたら本来のカラダの目的とは違う違和感かもしれない…

そう思うようになったのは

僕自身の腰痛で得た体験がベースになります。

僕は学生時代から腰痛があり

この仕事についてからも度々ぎっくり腰を起こしていました。

あるとき

脊柱を絵にしていたときに気が付いたことありました。

自分の頭の中にある脊柱は

頸椎、胸椎、腰椎、骨盤と分離したイメージだった

でも、実際の脊柱は

ひとつのユニットで、仙骨は左右の腸骨へ載るようでもありながら

左右の腸骨とのうなずき運動によって、脊柱に直立方向へと勢いのある力を与えている

そんなイメージにすり替わった途端に腰痛はなくなりました。

本当に不思議なくらい。。。

Spine

このイメージが

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こんなイメージになった感覚です。

単なる物質としての脊柱が

力やエネルギーを宿した存在になりました。

これは正に僕の中での”身体革命”が起こった瞬間でした。

カラダは脳内イメージ先行ではたらいている?

この時点での仮説はカラダは脳内のイメージが主

カラダの感覚が従

こんな関係性ではたらいているのではないか?

そう考えました。

しかし、いくら患者さんの脳内をイラストや模型を用いて書き換えようとしても

簡単にはいきません。

その理由は体感がないからです。

感じることのできないものは脳の情報は書き換えができない。

脳内の情報を書き換えるのであれば

実際に体験しなくてはならない

その体験が自分のファーストチョイスになる必要があります。

この経験から

カラダは感覚→イメージなんだと理解しました。

しかし僕と同じ感覚を患者さんに体験することはできない。

何がミスマッチなのかをまずは知ってもらうことができないものだろうか?

そんなことを考えるようになりました。

癖という概念

試行錯誤を繰り返す日々の中

TVでやっていた情報がヒントになりました。

トレーナーの廣戸聡一さんの提唱する4スタンス理論というものがあります。

人にはスタンスに癖があり、それによってからだのつかいかたに差が生まれる

だから同じように練習してもうまくできるようになる人とそうでない人がいて

それはその人の技量ではなく、カラダの癖を見極めることで教え方が変わるというものでした。

この考えだけをまずは念頭に置きながら

僕が観ている患者さんの癖とはどういうものなのか?

骨盤の変位と脊柱の側弯の方向性

これがそこに一番近いなと思いました。

骨盤の変位は重心の取り方で4パターンに集約できます。

いや

この4パターンに重心の取り方という考えを含めた考察をすると

それまで4パターンに無理やり押し込めていた情報に意味が持てるようになりました。

こういう重心で

こういう変位をしているということは

こういう姿勢をしているということが考えられる

それに視線や視野という情報を加えると

かなり、その人の生活環境での姿勢の再現性が高くなりました。

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癖を直さず、ラクをみつける

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重心と目

そこに着目し、生活環境の中でのカラダの癖を評価し

負担の少ないカラダのつかいかたを指導していくと

今までなかなか改善しなかった人が良くなるようになりました。

ちょっとしたコツを教えることで

自分でも簡単な意識でカラダが整うことを体感できたことが

再発予防も含めてできるようになりました。

負担の少ないカラダは

僕がこの世界に入って最初に弟子入りしたところで

居合をやらされました。

居合の中で毎日反復して取り組んだことは

無駄のない動き

理に適う動き

姿勢と呼吸

そして

仏心

このようなことでした。

その時は

ただただ型として

毎日反復してきたことでしたが

今はそこに

解剖学や運動力学の知識が加わり

理論づけされて

理解が深まりました。

この中でもっとも肝心なのは仙骨で

僕が自分の腰痛を治すきっかけになったのが仙骨だったというのは

とても納得がいきます。

この仙骨と足、目と頭

重力とたたかわない姿勢はここにコツを見出しました。

癖を直すのではなく

ラクをみつければいい

この考えに至ったのはこのころでした。

つづく

次回は

姿勢とココロのお話しです。

おたのしみに~