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"自分になおる"ためにできること。

20万人のカラダが僕に教えてくれたこと【1】

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こんにちは
まるさんです。

僕はカイロプラクティックからスタートして

今に至るまで

延べ20万人以上の人のカラダを診てきました。

カラダが痛い人、辛い人の背骨にはズレがあって
それを”正す”と痛みは消える

そんな風に思っていました。

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ゆがみを直せばカラダは治る?

最初に学んだのは

“ゆがみ”のパターンどおりに施術するということ。

“ゆがみ”にはパターンがあって、そのパターンに対してある順序どおりにアプローチすれば

“なおる”と。

たしかにそれで良くなる人もいます。

でも、その多くは

その場だけである場合も多く

ほとんどの人は再発を繰り返します。

筋には意図がある

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人体の中で力を発揮するのは筋です。

筋の収縮には電気信号が必要です。

その電気信号は姿勢制御と運動することに対し、力を発揮するために筋線維に伝達します。

ということはすべての筋収縮にはカラダの”意図”がはたらいているということになります。

その筋を収縮するべく理由が必ずあります。

筋のコリをみつけて

それだけをゆるませる治療をして、施術後に立てなくなる人がいます。

また、ほぐせばほぐすほどその緊張が強くなる場合もあります。

それはその筋の意図を理解せずに、硬さだけで判断し、カラダの反応を感じずにただ力任せに施術しているとそうなります。

力をかければ同じだけの力の反発が生じます。

それが物理の法則です。

だとしたら、筋をゆるめるというのは硬くなった筋を物理的な刺激でほぐすことだけでは再現できません。

たまたま一時的にゆるんだとしてもそれは

術者の力に屈しただけであり、そのあとはまた元の硬さに戻ろうとするわけです。

これが一時的なラクで終わる理由です。

改善すべきはこの電気信号が一定の筋ばかりに集中している状態を

より多くの筋に分散できるような状態を目指したいものです。

そのためには術者の役割は筋をほぐす人であってはならず

いかに緊張を解きほぐすかを意識しなくてはならないと思いました。

立つことが基本

カイロプラクティックの考えとしては

脊柱を中心とした骨格は構造物です。

人体を支える構造物

この骨を筋の収縮が支えてくれています。

カイロプラクティックの理論の基本は、いかに構造物としての人体の完全性を証明するか?というところにも通じています。

レントゲン写真や解剖の教材の中で語られる骨格ではこの完全性を再現することは不可能です。

重要なのは生きている骨格がいかにして立つという

地球上で唯一であるその機能形状と機能美を追求することです。

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立つというのは動くことで安定を得るということ

静止した脊柱にとって、動きはとても重要です。

二本足で直立するためには、筋の制御によって微妙な揺れの中でバランスをとることが不可欠です。

カラダを痛めた人の脊柱はあまり揺れません。

背中は丸く硬くなるか

背筋がピンと伸びているか

とにかく動くというよりは止まることに力を使っています。

しかし、自然界では

動きが止まればそれは死であり

静止できるということは

重力や流れと調和することであります。

魚が水の中で止まっていられるのも

虫が空中でホバリングできるのも

重力や空気や水の流れと調和することができるからです。

それは静止しているようであっても、動きがそれを可能にしています。

人間が立位を保てるのは

足裏の感覚からの情報を姿勢制御の信号として神経伝達することで、脊柱を波打たせ、頭部の重さと骨盤のスイング構造が筋収縮によって制御されることで可能になります。

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施術することで理想的な立位を再現すること

これがもっとも運動器の問題を解決するための課題となります。

ゆがんだ骨を直すことでも

硬くなった筋をほぐすことでもなく

施術における目的は

理想的な立位の再現です。

つづく

次回は

人間の姿勢コントロールについて書きます。

また良かったら読んでくださいね。

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