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"自分になおる"ためにできること。

進化の歴史は骨に刻まれる

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こんにちは

まるさんです。

今ね

背骨の教科書をつくっています。

解剖学とか生理学とか

難しい言葉ばっかりで、読むだけで眠くなりますzzz

だから

あまりそういう専門用語を使わないで、背骨の機能やしくみについて学べるものをつくろうかなぁ~って思いまして。

それと

勉強しても身につかないって

やっぱり知識だけのレベルで終わっちゃうんですよ。

施術やお仕事の中で使えるレベルになるには、
ただ知識として教えても難しいなぁって

社員教育をしていても思うわけです。

今、名古屋のセラピストさんやサロンオーナーさん向けに、サロンビジネスのサポートもやっていますが、知識だけではやはり成果につながりにくいなぁ

なんてことも感じるわけです。

僕が外部に教えることをためらってきたのも、知識としてだけの情報提供にあまり価値を感じなかったから。

でも、ここ最近は少し価値観が変わってきて

入口としては知識という情報はとてもいいソフトなんじゃないか?

そう思えるようになりました。

脊柱について、専門書で勉強していてもつながらないのは、生きている体として学習できないことが原因のひとつだと思います。

生きている体と言っても

ただ、生理的な話を増やしたところで、あまりピンと来ないし面白くないなぁ~なんて思ってる。

僕はカラダのことを学習していて面白いなぁって感じるのは、進化のプロセスを踏まえていくとたのしいんだよね。

骨って、他の臓器や器官よりも進化の爪痕が遺ってるんです。

どうして、そんな形になったのか?

それは人類の進化を見ていくと本当に納得がいきやすい。

例えば、人間の骨ですばらしいなぁって思うのは、頭と骨盤と足だね。

昔ね

上野にある国立科学博物館に行った時に、人類の骨格標本の展示を見ていて、人類の進化って、頭骨と骨盤と足の進化だなぁって思ったんです。

頭の骨が縦に長くなるんですよ、現代人に近づいていくと。
それと比例するように骨盤は横に広がっていく。

これ、最初は頭が先に進化したんだって思ってました。

でも、進化の過程を考えていくと頭より足の進化が先なのがわかりました。

人類がもっとも進化したのは脳ではなく足なんだって。

そうなると骨盤が頭に合わせて進化したとは言えず、頭が足に対して進化したということになる。

じゃあ、その足がどうなったことで頭が発達したかというと、踵の存在と足の親指が使えるようになったことじゃないかって思うんですよ。

他のいきものには踵がない(熊を除いて)、そして親指を人間のように使えない。

この特徴が直立二足歩行を可能にしているんです。

こうやって進化を眺めていくと、なぜそういう形をしているのか?とか

なぜ、そこにあるのか?とか

解剖学の知識をもっと広い視点で見ることができちゃう。

踵があることで、立ち上がり

立ち上がったことで骨盤が広がった

大きく広い骨盤は

大きく重たい頭を戴けるようになった。

そして

この体躯が話すことや表情を生み出し

感情や思考を豊かにしてくれた。

進化とは淘汰だと

かのチャールズ・ダーウィンが言ったけど

人間ほど無駄なものが多いいきものはいない。

そして人間は物を生み出し、人間の外側に機械や道具を付け足す。

そう考えると

骨という自らの力では到底立つことすらできないこの器官は、様々なものに助けられて生きる人間の本質の象徴みたいにも見えます。

背骨から学ぶというのは、

人間の偉大さも儚さも知ることになると思います。

背骨を知れば、知るほど

カラダは自由なんだってこともわかるでしょう。

だって

太古の昔から今に至るまで、人類はきっとユートピアを探し続けて歩いているのだから。

そんなロマンチックな学びができる教科書を作りますね。

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