club marusan

"自分になおる"ためにできること。

姿勢を決める骨、環椎。

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こんにちは

まるさんです。

先日は社内の公開勉強会

整体の先生やピラティスのインストラクターさんが外部から参加してくださいました。

この一ヶ月

うちの先生たちに僕は知識を押し付けることをやめました。

教えたことをどう捉え、どう考え、どう施術に取り入れたのか?

そのことを一緒に話す時間を週に1回30分〜60分作るようにしました。

*説明できなくてもいい

*わからないでも正解

*間違っていても発想に面白いと認める

*患者さんに喜ばれたことを一緒に喜ぶ

これらのことを意識して会話します。

そうしていくうちに疑問や質問も出るようになりましたし
自分の考えを話すようになってきました。

先月も参加してくれたピラティスのインストラクターさんも、この変化には驚いてました笑

今回の内容は

「背骨のサイズ感」

実際に施術したり、指導したりするときに触れるのは棘突起くらい。

そこから大きさを把握しないと、どんなスケールで相手に伝えればいいかわからない。

こんな問いからはじまりました。

僕は患者さんに骨のサイズ感を伝えるとき

見た目のサイズ感と触れたときのサイズ感には誤差が生じるもの

そういう前提を持っています。

見た目というのはあくまで骨の模型などで視認しているものですから当然違って当たり前です。

しかし、多くの術者はこれをそのまま誰にでも当てはめて説明していたりします。

すると視認された情報をそのまま感覚として捉えてしまいます。

それは実際に体感的に捉えたものと違うので、その場は良くてもまた元どおり

そんな現象をひきおこします。

実際の感覚は位置とサイズ、そしてそれが他の体のパーツとどのようにつながっているのか?

これらがポイントになります。

位置に関しては解剖学的な指標を基準とすると、ランドマークが存在します。

このランドマークとズレがある場合、それを異常なことと見たててしまいがちです。

ランドマークとの間にズレが生じるというのは、異常なのではなく、カラダがその方が楽という選択をしているだけです。

例えば頭が肩よりも前に見える

そうすると首が悪いとか猫背とか

そういう見たてをしてしまいがち。

僕は目線や手の位置、重心の場所

これらを確認した上で、この人の暮らしぶりを見立てるようにします。

そこからこの人が自分のカラダをどう捉え、どう使っているのか?

そこに視点を向けると、その姿勢には必然性が持てるからです。

でも、こんな分析は誰でも簡単にできるわけではない

そういう総合的な分析ができない先生はどうしたらいいのか?

そんな疑問が出てきます。

僕はそこでひとつの指標を伝えています。

第一頚椎

環椎と呼ばれる骨です。

この骨の上に人間は頭蓋を戴いています。

背骨は目の動く方に動く

という原理原則がありますから

目が動くと環椎は真っ先にその動きの影響を受けます。

姿勢を形作るもっとも重要な骨がこの環椎です。

この環椎のズレを直すのではなく

環椎が楽に頭を戴けるようにすること。

これが背骨を機能的に使うためには必要なのです。

ここでまずは環椎の触診

環椎には棘突起がありません。

よって

横突起を探します。

実際は軟部組織が周辺にたくさんあるため

直に触れるためには触診のスキルが必要になりますが

とにかく感じる練習が必要です。

触り方よりもどこにあるのか?

このイメージのもとで触れる練習です。

すると自分が持っているサイズ感とは違うことに氣がつきます。

見た目のサイズよりもだいぶ大きく感じるはずです。

これが感覚的なサイズ感です。

そこに見た目の形状的なイメージを持ちながら触れていきます。

ズレとかゆがみではなく

こうあれば心地よい

そういうイメージングです。

形状のイメージ、感覚的サイズ、位置感覚、つながりの心地よさ

これらが揃ってくると

この環椎がそこに存在するための輪郭が明確になります。

その輪郭が見えてくると、ランドマークとの誤差は問題ではなくなります。

環椎からはじまる脊柱のイメージング

このトレーニングが今月の課題になりました。

環椎という存在がカラダにどういう意味を持つのか?

また彼らの新しいアイデアをたのしみながら理解を深めていきたいと考えています。

来月も公開勉強会やりますので、興味のある方はご連絡くださいね。

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