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"自分になおる"ためにできること。

反り腰が腰痛の原因って言われたら〜その3 腰椎の前弯編

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こんにちは

まるさんです。

反り腰シリーズも3回目

整形外科編

整体屋編

今回は腰椎の彎曲について

腰の骨〜腰椎

腰椎には彎曲があります。

5本の骨が椎間板を間にして連なると

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(ストレッチポール公式ホームページより)

こんな風に彎曲があります。

腰椎の彎曲は骨盤の一部である仙骨の角度に起因します。

仙骨の上部(仙骨底)は地面と30~40°の角度をなします。

そして腰椎の椎間板は前面が厚く、後面が薄い構造をしています。

このことにより

腰椎の椎体も前面が厚く、後面が薄い。

これが連なることで腰椎には前弯ができます。

この構造的な連結に問題が起こるとしたら

・椎骨の変形
・椎間板の変性
・奇形

このようなことになります。

・椎骨の変形
これに関しては早ければ20代〜見受けることがあります。

しかし、椎体の形状が彎曲に問題を起こすほどの変形は、骨折や病氣によるものでなければ考えにくい。

・椎間板の変性
椎間板は水分とタンパク質の線維でできた、椎骨の間にある緩衝材でもあり、椎骨運動の主体的な存在です。

椎間板ヘルニアや椎間板の萎縮などでその形状が崩れ、その弾力がなくなることは珍しくないと思います。

椎間板の変性とまでいかなくとも、椎間板にかかる圧の不均衡が生じれば、椎骨間に傾きがおこり、椎間の狭小化、関節のあそびの減少などがおこります。

多くの骨のズレ、ゆがみはこの椎間板の不均衡によるものがほとんどです。

・奇形
椎骨にもともとある形状の異常です。

代表的なのは腰椎の数が多いとか少ないことや、腰椎の後方が中央で繋がっていないことや、先天的な分離症などです。

このようなことがあれば、椎骨の配列にも影響が生じます。

しかし、このような場合はレントゲン写真で明確に異常な形状が写し出されます。

ただ、これが腰痛を引き起こすというのは違います。

奇形というのは脆弱性があるとはいえ、腰痛のすべてではないと考えています。

(整形外科だとこういう異常だけみてすぐ腰痛の原因にされちゃいます)

こういうものがあるという事実は大事ですが、原因にするには画像だけでは弱いです。

これに筋のバランスなどの影響があって腰椎の彎曲に影響します。

筋のバランスは腰部だけの問題でないし、もちろん胸椎や頚椎の問題が腰椎に影響することもある。

だから

腰部だけに問題を探して、はっきりとわかることを問題視しても意外と解決しにくいことになってしまいます。

だって骨の形が問題とかどうしようもなくないですか?

椎間板にしても、それがたしかに直接的な問題にもなっていることはあります。

けど、そういう場合は直接神経根に障害を起こしていたりする。

かなり症状は深刻です。

しかし、実際には多くの腰痛は画像では氣にならないくらい微細な歪みやズレ

そういうものが時間をかけて影響しているし

筋の収縮、緊張に関しても

そういう小さな歪みやズレを補正していく中で起こっています。

こういう微細なつながりの不協を長時間にわたって続けていること。

それをさも一瞬で無くすことができるみたいな触れ込みでやっているのはどうかと思います。

もちろん本当にその後まったく出ないなんてこともあります。

しかし、それは肉体だけにアプローチしてる段階ではそうはなりません。

カラダというのは肉体だけでできているものではない。

肉体に加え、ココロや思考、環境、受け継がれたDNA、民族性…

そういう様々なものが積み上がってカラダはあります。

肉体にこのような微細なズレを生じる原因を画像や見た目だけで感じ取るのは、細やかな観察が必要です。

肉体という視点からこのズレを直すのであれば

可動性や連動性の制限

からだのつかいかたや姿勢の見直し

僕はここに視点を向けます。

そうすれば

マクロな視点(全体性)からミクロな歪みを探し当てやすくなるから。

整形外科も整体屋もミクロな部分(パーツとしての問題)を見ていながら

アプローチがマクロというか大雑把。

パーツに問題があるから反り腰という形を描くと考える

だから反り腰を直して、パーツに負担をかけないようにしよう。

絶対に治らないと思いません?

問題は動きの中にしか見えてこないと思います。(生きてるということは動くことだからね)

動くということを中心にカラダのズレを観て

その動きの連続性をスムーズにはたらくようにすることが改善への一助となると考えています。

まだつづきます〜

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