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こんにちは

まるさんです。

人には考え方にも姿勢にも癖があります。

癖というと直さなきゃって思う人も少なくないと思うのですが、むしろそれは特徴や傾向としてうまく付き合えば、逆に強みとなっていくことすらあります。

癖を直すよりも癖を受け止めて、活かす。

そんな風に思ってもらえたらいいなと思います。

じゃあ、整体屋さんや病院でそこが悪いよなんて言われたことを放っておいてもいいのか?ということですが、それは違うと思うんです。

ただ、僕の考えは誰かから自分の悪い情報を聞いたときに、自分を責めてしまうことになりやすい。

例えば座りっぱなしで腰痛になったと言われたとします。

すると座りっぱなしだから腰痛なんだってしちゃうと、それは自分の行いや仕事のせいにして終わってしまうか、それを改善しようと無理やり体操したり、歩いたりします。

座りっぱなしでもいいように効果的なストレッチとかないですか?

こんな質問も少なくありません。

僕はたくさんの腰痛の人を診てきて思うのは、座りっぱなしだけが腰痛の原因ではないっていうこと。

寒さや冷え、ストレスや運動不足、生活習慣や栄養…そうやって様々な原因は挙げればキリがない。

それをひとつひとつ目の敵にして、直そうとしたらそれこそストレスになります。

どんな問題も最初に大事なのは

「そこが見えていなかったこと」

じっとしていて腰痛になる人もいれば、動きすぎて腰痛になる人もいます。

その両者に共通して言えるのは、自分の腰がどんな状態なのか?ということに無関心だったこと。

大抵腰痛になった人に

「いつから腰痛になりました?」と聞けば

「少しずつおかしいと感じて、気がついたら…」って言いますし

「何をして腰痛になりました?」と聞けば

「何にもしてません…」なんて言います。

実は何かをきっかけに傷めたなんて人は、本当に少ないんです。

他の病気に至っても、いつから癌になったとか、糖尿病になったとかわかる人はいなくて、ほとんどはそう診断された時がその病気に始まりです。

だから痛みがなくなれば腰痛が本当に治ったかというと、それすらもわからないわけです。

僕自身も昔はひどい腰痛だったのですが、もうその時は腰痛が怖くて仕方なかった。

その痛みを和らげようと、毎日せっせと接骨院に足を運び、電気を当てて、マッサージをする。

二週に一度は整体に行って、背骨のゆがみを治す。

そんなことを10年以上も繰り返していたけど、やっぱり腰痛はすっかり無くなることはなかった。

この世界に入っても、腰痛はむしろ酷くなる一方で、患者さんを治療しながらギックリ腰になるなんてことも毎年のように経験していました。

じゃあ、今はどうかと言ったら腰痛の不安すらないし、もし仮に痛くなっても大丈夫だぁ〜って思えてる。

それはどうして叶ったのかというと実はふとしたキッカケでした。

腰椎のしくみを勉強しているときに、あっ!って思ったのです。

自分が考えていた腰椎の構造と実際の腰の構造に認識のズレがあったことに氣がついたんです。

イメージとしては横だと思っていたものが、実は縦だったってわかったこと。

無いと思っていたものが、あるって確認できたこと。

その時から急に腰痛がいなくなりました。

たまたまだったのですが、この経験は術者としては非常に貴重な体験でした。

このことはカラダが自分の認識でできているって確信を得た体験でした。

ただ、僕はこれを仕事にしているのだから、その情報を掴むことができましたが、一般の人はそんなことを勉強するなんてできないと思います。

だから僕らのような術者が、カラダの構造を認識して、その情報とマインドで触れることでカラダに変化をもたらすことができるのではないでしょうか?

術者がカラダの理屈を理解していること、その情報を「触れる」ということで伝達できさえすれば、違った身体感覚を経験してもらうことができます。

じゃあ、そんなことわからなくて施術している人には、良い結果が出せないか?というとそうでもなくて、それは「手法」と「型」によってもたらすことはできます。

「手法」と「型」は言ってみれば、最大公約数的なもので、純粋にカラダの仕組み、構造物としてアプローチすればある程度の結果は出ます。

だからたくさんの治療法が存在するわけで、それに優劣はありません。

話は逸れましたが、大切なのは「自分のことを知らなかった」これが腰痛のはじまり。

腰に窮屈な思い、硬くなるようなこと、無理を強いていることすらわからなかったし、そんなこと考えもしなかった。

悪いと決めつけて、どうやって凌ぐか?ということばかりに囚われていた。

腰ばかりに意識が向いて、他のカラダとのつながりを無視していた。

そんなことが少しずつ解消されていったことで僕の腰痛はなくなりました。

自分を知らなかったことが悪いんじゃなくて
知らなかったことを知ることができた。

腰痛で苦しんだことでね。

「せい」ではなく「おかげ」

そう思うことになった。

カラダの不調というのは自分と向き合うきっかけだから。

適切な関わり方を大事にしていれば、健康は自ずと向こうからやってくる。

健康になるんじゃなくて、健康的であることが大事なんだと思います。