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"自分になおる"ためにできること。

体と心は繋がってる?

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体と心は繋がっている?
よくこういう話を耳にしますね。
僕もそれはそうだと思います。
ただ僕は療術という点で考えていることがあります。
それは
心というものをなんとなく扱ってはいけないなということ。
療術家にはふたつのタイプがいます。
ひとつは
確信を持ってアプローチするタイプ
もうひとつは
偶然そうなってしまうタイプ
どちらも効果があるので
どちらがいいとか悪いという話ではありません。
ただ、いるというだけです。
僕はできるだけ前者でありたいと思っています。
体から心へアプローチするためには
まずは体から心の状態を把握する必要があります。
僕の場合はそのツールが背骨なんです。
背骨は24の椎骨が連なって脊柱という
体の大黒柱をつくります。
ここで感情の流れを読み解いていきます。
感情は見えないものです。
見えないものというのは硬いものに宿ると言われます。
よく石にエネルギーが宿るというのと同じですね。
人体で一番硬いのは骨です。
その骨に感情は宿ります。
根深い感情になればなるほど
骨に宿るのです。
じゃあ、どうしてそれがわかるのかと言いますと
背骨は一筋の流れです。
この流れに滞りや不規則性が起こります。
これは感情がそこで拗れたというよりも
背骨がうまく働かないから拗れているともとれます。
背中を丸めた姿勢の人が
明るい気分というイメージがないように
形というのはその状態を表す記号のようなものです。
感情が拗れた形跡のある骨は背骨の流れの中で
不自然さがあります。
例えば不安や怖れは腰椎の流れが不自然になります。
なので腰椎の流れを整えていくことをします。
ただ僕の場合はこれをトラウマとはとらえず
次に進むためのプロセスと捉えているため
その流れを改善するのは術者の仕事
その改善された体から何を感じるかはクライアントというように
しっかり立場を分けて接することにしています。
僕はただ体の感覚に背骨から変化を与え
その変化に気づくのを待つ
これだけです。
施術で変化したものは
まだ自分の感覚ではありません。
施術で変化した感覚を
自分の感覚と認識してこそ治療になります。
僕にとって心とは
「感じた記憶」です。
音も香りも肌の感覚も味も
その細胞ひとつひとつに感じた記憶があります。
その記憶の一部を拾い上げて
自分のココロという枠を作ります。
まだ感じきれていない感覚があれば
そこに手を当てて思い出していけば
きっと見えている世界は違って見えると信じて
毎日施術しています。

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