まずはいい姿勢をやめよう

姿勢が悪いという認識は大抵は誰かから指摘されてのことだと思います。

患者さんたちに聞いても
小さいころ、親に厳しく言われた
とか
部活で先生に指摘された
とか
そういう姿勢ってどちらかと言うと
気をつけ!みたいな姿勢で
あまりラクな姿勢じゃありません。

むしろちょっと苦しい姿勢だったりしませんか?
これらの姿勢は胸を開いて、顎を引いてなど
力を入れていないと保てない姿勢なので逆に疲れてしまいます。
その結果
力を抜いたときは更によくない姿勢になってしまいがちです。

姿勢は背中よりも足元から

姿勢を良くしようとしたとき、上半身ばかり正そうとしていませんか?

人間は直立している生き物です。
自然界に目を向けてみても
直立するものは土台がしっかりしていないと不安定でうまく立てないはずです。
ということは
人間も上半身をいくら正しても、足元がぐらついてしまっては姿勢はふらつくばかりです。

「じぶんになおる整体」では
まずは足元を整えることをします。

足元それは重心の癖をチェックすることです。
人間の筋は姿勢制御と運動では違った神経線維で伝達します。
姿勢制御にはγ線維という神経線維を使います。
この神経線維はまっすぐ立つために、カラダの揺れを制御する役割があります。
体幹のトレーニングやコアトレーニングでは
こういった姿勢制御する筋を刺激してバランス感覚の高いカラダにすることを目的とします。

その中で僕がもっとも重要ししているのが足です。
人間の足はどんな生物の足よりも特殊な形に進化したと言われています。
それは土踏まずと踵という構造的な進化です。

また、足には民族性や住む地形によっても違いがあります。
日本は元々湿地帯ですから、足を大きく踏み出すことをしにくい土地柄です。
そういう地盤の土地では重心は低く、踵側にあった方が安定します。
このように元々の体質的、遺伝的なものがありながらも
心理的要素や癖、日常の習慣(靴や暮らし)によって負担をかけてしまう重心もあります。
この差が大きくなることでしっくり来ない姿勢になってしまうため、「じぶんになおる整体」ではまずは重心を見極めることにしています。

足元が安定するだけで変わる立ち姿勢

重心が変わると使う筋に変化があります。

まず大きく違いを感じるのが、足の裏全体に感覚があること。

施術を受けた大半の方が
「うわぁ~、足の裏を感じる!」
だったり
「しっかり地面を感じる!」
だったり
このような表現をされます。

足元が変わるだけで、腰痛や膝の痛みが消えることもあるくらいです。

緊張感が姿勢を崩す原因

次に大事にすることは、カラダを緩ませることです。

カラダが力めば姿勢は不安定になります。
固い木の棒とよくしなる竹の棒なら、後者の方が支えやすいのは一目瞭然ですね。
人間のカラダも同じことが言えます。
気をつけをして固くなっていては、うまくバランスを取るために多くの筋力を必要とします。

いかに姿勢制御の筋をリラックスさせることができるか?
そこが一番大事なポイントです。
筋肉にはある誤解があります。
それは強い緊張があった方がなんだか力を発揮しやすいのではないか?ということ。
これ、まったくの間違いです。
筋肉はリラックスしている状態からの方が力を発揮しやすいのが自然です。

特に姿勢制御につかう抗重力筋はリラックスさせると、セロトニンという幸福のホルモンが分泌しやすくなります。
セロトニンが正常に分泌できると消化のはたらきもスムーズになりますし、血流も良くなります。
セロトニンが出にくくなると、幸福感の欠如や消化不良などが起こります。
また、過剰な分泌によって、下痢などを起こす原因にもなります。

姿勢制御の筋が幸福感と関係があるなんて、言われてみればうなずけます。
緊張したり、力が出ないなど正常に機能できないと姿勢は乱れます。
力んだ姿勢も力ない姿勢もどちらも幸せを感じているとは思えませんよね?
心地よく緩んだ抗重力筋が、心地よい揺れの中ではたらいている感覚はとてもラクな姿勢を連想させます。

ということでカラダをゆるませておく。
こういうケアが大事になってきますね。

「じぶんになおる整体」では緊張したカラダをリラックスさせることに重きをおいています。
力の抜けた姿勢は呼吸もしやすくなり、頭もスッキリします。
そうなれば当然、骨盤の位置は正しくなりますし、胸も広がり、頭の位置も安定します。
これは足元の重心にも影響します。

目の高さを意識しよう

背骨のある生き物の共通点って何だと思いますか?

それは目の動く方に背骨は動くということ。
だからデスクワークやスマホいじりをすれば当然、目は画面に向かうので背中は丸くなるわけです。

目は姿勢と深い関係があります。
デスクワークをするとき
僕の場合は目が頭のうしろにある感覚で作業します。
そうすることで頭が必要以上に画面に近づかなくていいので姿勢が崩れにくくなります。

肩こりはなぜ、おこるか?というと、頭が肩よりも前に出てしまった姿勢で長時間目を酷使することが最大の原因です。
おまけに仕事ですから様々なストレスを感じて緊張しています。
椅子に座っている人は、足が地面に着かないこともあり、骨盤だけで支えていることも少なくありません。
座りっぱなしが腰痛の原因なのは、このことが関係しています。

目というのは眼窩という頭蓋にある大きな窪みの中に眼球があります。
この眼窩、触ってみると思った以上に大きな穴だということがわかります。
眼窩すべてが目であるとしたら、実はあなたの目はもっと上にも下にも奥行きにも幅があるのです。
姿勢を良くしたいのであれば、この感覚の幅を広げることを利用してみることです。

目の位置を指一つ分上にあると意識するだけでも、不思議と背筋が伸びませんか?
普段から少し目を高くイメージしているだけで姿勢は上にスッと伸びます。
目が高くなっただけで、首がラクになり、頭も持ち上がり、胸も開きます。
そして足元の重心と頭の位置がつながるので、抗重力筋にかかる負担が減ります。

じぶんの姿勢の癖をチェックしませんか?

整体やフィットネスで姿勢を良くするためにトレーニングしたり、矯正する前にしておきたいことがあります。

それは自分の姿勢の癖をチェックしておくこと。
自分の姿勢の癖がわかると、行動や性格、またはストレスの影響まで分析できます。
そうすることで、落ち着いて自分のペースで取り組めるようになります。

姿勢が悪いのは筋力でも老化でもなく、癖や意識で随分変わります。
もちろん、そういうことが腰痛や肩こりにも影響しているわけですから
直しても、直しても変わらない理由もココにあるわけです。

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