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"自分になおる"ためにできること。

カラダから滲み出るもの

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こんにちは
まるさんです。

患者さんを施術するとき、

僕が診立てて感じたことを伝え

患者さんの感覚と僕の感覚が合っていくと良くなっていくことが多いようです。

僕の感覚が正しいとか、何かを読み取るチカラが優れているとか

そういう感性の部分はあると想いますが、その精度というよりは

感じたことに固執せずに、その誤差や言葉選びの違いを精査して

周波数を合わせていく調整力が必要になると考えています。

占いのように言い放しではなく

コーチングのように引き出すことを目的とせず

ただただそこに感じるエネルギーのチューニングを目的としています。

今日は僕が患者さんのカラダから感じるものについて書きます。

カラダから感じる習慣

まず習慣的な動作、姿勢

座る、立つ、歩くから、どんな環境で暮らしているかなど

普段の習慣がカラダにどんな影響を与えているのか?ということ。

でも実はいい習慣というのがあるわけではないんです。

こういう習慣をしているから、こう直せというのではない。

習慣というのは環境や時間、物との関わりです。

例えば、デスクワークという環境があって

一日8時間するとします。

そこに机の周辺環境があって

カラダがその環境に影響されて習慣はつくられます。

また、その人のタイムテーブルによっても習慣は変わります。

休むこと、はたらくこと、食べること、排泄すること

そういう習慣もカラダに影響し合います。

習慣を変えるのではなく振る舞いを変える

習慣を変えるにはひとつステップがあります。

いきなりその習慣を変化させても長続きしません。

できないからこそ習慣化してしまっています。

僕の場合は振る舞いを変えることが習慣を変える前に大事だと考えます。

はたらく環境に嘆いても環境は手に入りませんからね。

環境に変化を与え、習慣に変化を与えるには

自然な振る舞いを身につけることです。

自然な振る舞いとは

和のしぐさ、作法、佇まい

そういうものから学ぶことが多いです。

私たちは日本人ですからね。

和の振る舞いは骨を中心とした身体感覚です。

座る、立つ、歩く

そんなことを少し意識するだけでも

仕草という習慣が変わり、動きが変わることでココロも変わると思います。

カラダから感じる生い立ち

カラダ、特に骨はその人の歴史を刻み込んだ情報が豊富です。

生い立ちというのはトラウマみたいに思う人も多いかと思いますが

僕の認識は少し違います。

感情の記憶

こんな感じですね。

感じたことを感情というもので味わいます。

そして

その感情は皮膚を通じて感覚として残ります。

皮膚の感覚は骨に振動し、姿勢として表現しています。

たくさんの感情を知って、細やかに感じられるようになると感受性は豊かになりますね。

僕の経験だと

子供の頃にそれはある程度育まれておくことで、子供の頃にこの経験が乏しいと感受性は育っていないことが多い氣がします。

患者さんの、感受性を僕が感じて共鳴することで生命のエネルギーが高まるような感覚になります。

これは自然の中の緑に触れたり

音楽や絵画、芸術を鑑賞して感動したり

人を好きになる感情だったり

頭ではなく、カラダから感じることで生じる

生命の喜びのようなものに近い感じがします。

発達心理学という心理学の中では

心の発達段階というものが8段階示されています。

この心の発達段階というものは心を形成するベースが非常に大事だと言われています。

このベースというのが基本的信頼感というもので

幼少期に育まれる「私は大丈夫」という根拠なき自信の裏にある、「見守られている安心」を肌で自覚していることなんです。

この感覚が脆弱なカラダは下半身が不安定だったり、頭でっかちだったり、上下のバランスに異常をきたしやすいです。

感受性の波長を合わせ、基本的信頼を得る

生い立ちから起こる問題は

思い込みや価値観への執着

行動の制限や可能性の制限

簡単に言うと

その人の成長を妨げることです。

成長は目標や目的を果たすことの中で起こります。

そしてその過程に充実感を得て、たくさんの人とコミュニケーションを取り

さまざまな価値観を身につけていくことです。

メンターや師匠が必要なのは見守りをしてもらうこと。

近くにいてくれる存在を感じることで勇氣になるからです。

だから感受性に共鳴できる存在に師事し、心を開いてチャレンジを楽しむことの大切さ

子供のころに果たせなかった課題を見つけて、取り組む必要性と体感

このライブ感を共有します。

カラダから感じる癖

人にはもともと備わった性質があります。

水の性質は火にはならないし、火の性質の人は水にはなれないですよね?

このように元からある性質はどうしても思考や行動の癖になって表現します。

人にはいい時も、悪い時もあるので

その癖はいい癖でもあり、悪い癖にもなるのです。

脊柱には24の椎骨があり、この中に弱いところ、強いところ、負担がかかるところ、動きやすいところなどがあります。

そういう特徴が癖になります。

野口整体の創始者、野口晴哉先生は重心を12通りに分析し、体癖論というものを体系化しました。

また、陰陽五行論という東洋医学のベースにある哲学では9つの性質を色と星に分類し

アーユルベーダでは自然界の火・水・風に例えてその性質を分類しました。

いずれも身体的特徴から行動や性格までみごとに分類しています。

僕の場合は

その人の氣(あえてここではそう呼びます)の巡り方

姿勢の偏り

思考のパターン

言葉のチョイス

このような情報から癖を把握していきます。

パターン化はせず、傾向として捉え

その傾向に対して、今の状況が陰陽どちらにはたらいているのか?

ということを読み解いていきます。

癖は直さず、活かすという考え

癖は性質の上にある表現なので、直すことがいいとは言えません。

なので、癖は直さず

今の環境や時期にいい影響になるように認識だけ修正します。

その環境で癖が活きるようになれば、より活躍しやすくなりますし

行動にも変化が出ます。

カラダからは目に見えない情報が溢れている

カラダという物質は

目に見えない情報の集積したものです。

だからそれを紐解いていけば

その人をつくりあげたものが姿勢という形になって見えてきます。

カラダの痛みも

ココロの悩みも

感じたことと振る舞いに違いがあったり

自分の原点と今いる地点に違いがあるから起こること。

そう考えていけば

病氣や問題を解決することよりも

それに取り組みながら

人の縁や自分のルーツ、人生の目的や志

そういうものが自分を支えてくれているということに感謝できるように

成長することが大事だと思います。

スパイナル・チューニングというのは

僕の感受性が脊柱から感じ取った情報を読み取る技術であって治療ではありません。

人は知ること、行動することで認識します。

まずは自分が無意識に感じていることを知ること。

そして、そこで感じた違和感と波長を合わせること。

そうすることではじめて新たな認識が生まれてきます。

僕の施術の目的は

この感覚のズレを直していくことにあると思うのです。

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