姿勢についての様々な意見

街中を見渡せば「姿勢」の文字をたくさん目にします。

デスクワークや立ち仕事でカラダの不調の多くは

姿勢が原因と言われることも少なくありません。

それはもちろん事実のひとつではあります。

カラダの不調はそれほど単純なものではなく

姿勢だけですべてが解決するものばかりではありません。

むしろ姿勢で解決するものは何か?どんな問題なのか?

そういうところを様々な観点から伝えていかないといけないなぁ〜と近頃は感じています。

整体やカイロプラクティックの観点から見た姿勢とは?

整体やカイロプラクティックなどでは骨盤や脊柱のゆがみやズレを主に診ています。

その人のカラダが解剖学的に診て正常

病理学的な所見、反応がなければ正常

そう扱うことがほとんどで、その多くは整形外科的な所見、検査によります。

ただ医師の場合はもし、脊柱や骨盤にゆがみやズレが見られたとしても

それを整える術がないため、痛みや症状がなければ問題なしとします。

慢性的な腰痛や首の痛みなどは、姿勢が原因というより筋の問題と見なされることが多いため、姿勢や骨格が問題とはされません。

整体やカイロプラクティックでは、整形外科的検査に加え、機能運動学や構造医学の観点も取り入れ、骨格の矯正(アジャストメント)を行うことで「正常な位置」に骨格を戻す手技を使います。

整体やカイロプラクティックでいういい姿勢というのは、本来ここにあるべき姿勢という場所に戻していくというイメージです。

そうすることで、神経伝達や筋の連動性が高まることで姿勢に関するバランス感覚も高まります。

これを継続して施術することで習慣化していくことで改善していくのです。

フィットネスの観点から見た姿勢とは?

フィットネスの世界でも「姿勢」というキーワードは盛んに使われます。

ヨガ、ピラティス、コアトレーニングなど様々なボディワークがあり

それぞれに考えのベースがあれど、昨今の一般的なフィットネスジムなどで言われている「姿勢」は

抗重力筋と体幹です。

そして、その多くは西洋やインド、東南アジアの思想や考えをベースにした「姿勢」です。

スタイルとしての姿勢です。

“スタイルとは?”

スタイルには流行があります。

そして流派でもあります。

この場合、姿勢の基準はトレーナーやメソッドにあり、そこを目指してトレーニングすることになります。

もちろん、中にはクライアントを中心に考えているトレーナーやインストラクターもおられると思いますが、スタイルとしての提案をする以上はメソッドありきだと思います。

一言で「姿勢」と言っても

これだけたくさんの考えがあるということを知っておいてほしいです。

姿勢で良くなる不調

整体、カイロプラクティック、フィットネス…

様々な分野の専門家が姿勢をカラダの不調の原因として、その解決策に姿勢改善を提案をしています。

これは間違いではありませんが、すべてでもありません。

多くの場合、姿勢を直せば不調は改善するでしょう。

しかし、それを間に受ける前に予備知識を持ってほしいと思います。

まず、骨格のゆがみで良くなるメカニズムを話しましょう。

骨格のゆがみが不調を引き起こすメカニズム

骨格は骨、靭帯、筋肉、いわゆる運動器と言われる器官の集まりです。

人の姿勢は立つことが基本です。

人類は生物学上唯一の直立二足歩行できる生物です。(膝を伸ばして、立って歩く)

この人類特有の立位を姿勢の基本としています。

この姿勢を支えているのが骨格です。

骨はカラダを支える柱のような役割です。

この骨が重力からカラダを守り、その人のフレームとなります。

靭帯は関節の動きを制限するものです。

靭帯がゆるむと関節の可動域が広がり過ぎてしまいます。

骨と骨の結合に欠かせないものです。

筋は人体で唯一、力を発揮します。

筋力と重力は拮抗することで姿勢を保つことができます。

姿勢というのは

・重力

・外力

・筋力

この3つの力とのバランスです。

この3つの力との調和が崩れたときに骨格にゆがみが生じます。

そのゆがみを放っておくと、関節のあそびに不具合が生じ、動きや支えることに小さな歪みが起きます。

これがカイロプラクティックでいうサブラクセーション(椎骨の亜脱臼)と言われるもの。

カイロプラクティックではこのサブラクセーションが引き起こす神経伝達異常や筋力のアンバランスなどで、症状や障害が起こると考えられています。

整体となると考え方が流派や、術者でそれぞれに違っており、その人が何を持って正常な姿勢としているかが大切になります。

どちらにおいても手技療法の場合は、この骨格と3つの力との関係性です。

効果的なのは
・ストレスによる不調
・同じ姿勢による不調
・動き始めの痛み
・関節可動域の制限

このような不調には技術の差に問わず、無理なく効果が現れます。

骨格矯正において姿勢改善すると呼吸がしやすくなりますし、氣分も良くなります。

何かが治るというよりもこの効果の方を優先して通われるといいのではないでしょうか?

スタイルを重視することの優位性

フィットネスなどを姿勢改善に利用するメリットは

願望を叶えるために励むこと

ここに尽きると思います。

整体やカイロプラクティックに通う理由の多くは不調の改善です。

そのため、よほどその場所や術者が気に入っていないとなかなか楽しめないのが現実です。

フィットネスは最初が「こうなりたい!」という願望からスタートしているため、モチベーションが高いところが利点です。

そして、運動することでカラダが変化し、自信となり、精神的にもいい影響をもたらします。

しかし、その反面

その願望を達成するために継続できる人は30%に満たないとも言われています。

運動をすれば気持ちいいのはわかっていても

時間的な制約、疲労、金銭的問題などで続かないのが実情だという人は少なくないようです。

また、食事制限やサプリメントなどでの栄養コントロールも知識のないインストラクターが指導している場合もあり、それによって体調を崩すことなども事例としてはあります。

ダイエット目的でフィットネスを利用する人は、筋肉量を少しずつ増やして、毎日低負荷でも有酸素運動を続けていけば、カラダに負担なく痩せることはできます。

食生活も脂肪と糖を同時に取らないなど、栄養の基本を身につけていけば、無理な食事制限も必要ありません。

理想のスタイルが手に入っても、健康を見失ってしまっては本末転倒です。

姿勢で大事にしたいこと

じぶんになおる整体では何を大事にしているか?というと。

⑴カラダは下から積み上がる

⑵カラダはゆるく、のびて、めぐる

⑶息がしやすい

⑷快・不快の感覚

⑸視野を広く

⑹頭は骨盤に

この6つ。

そして姿勢の前提にあるのが姿勢は「ふるまい」であること。

スムーズにラクにふるまうことができるとラクな姿勢になります。

なぜなら姿勢というものはカタチでもなく

良し、悪しでもなく

その人のふるまいの結果がその人の人となりとして顕れたものです。

生きているあなた

そういう捉え方をして観るのが

じぶんになおる整体的視点です。

カラダは下から積み上がる

カラダは地球上に載っている。

もし、そう感じているのであれば逆の発想をしてみてください。

カラダは地球上に立っている。

どうです?下から上に意識しませんでしたか?

すると

感覚的にはカラダがしっかりと安定したように感じませんか?

いくら整体で背骨や骨盤を整えても

いくらフィットネスで筋力をつけても

フラフラと立っている人を多く見かけます。

そういう人たちは足に感覚が少なく、考え事が多く、氣持ちもそぞろです。

ヨガなどでもグラウンディング、ピラティスも足趾や足のアーチに意識を向けたエクササイズをしますが、それらもこの考えが根底にあるからです。

カラダの小さな合氣道の達人がビクともしないのも、足の感覚。

カラダは足しか地面と接していないのであれば、姿勢は足なしでは語れません。

カラダはゆるく、のびて、めぐる

カラダのゆがみは3つあります。

*力み

*ひねり

*偏り

これらは筋肉よりもそれを取り巻く筋膜や間質(組織と組織、細胞と細胞の間を埋めるもの)に影響のある力のはたらきです。

筋はひとつではたらくことはありえません。

よって筋の集合体としてはたらく場合、人体はテンセグリティ構造といって張力による支持・運動機構を持っています。

“テンセグリティとは?”

このテンセグリティ構造を前提にした場合、カラダは力まず、ひねらず、偏らず。

ゆるく、のびる、めぐる

これらの感覚が必要です。

和のしぐさは正にこれを体現したものです。

椅子などに座るよりも胡座や正座の方が立ちやすい。

それはこのテンセグリティ構造の原理だからです。

息がしやすい

息は姿勢が悪くなればしにくくなります。

姿勢の悪さで一番影響するのが呼吸の悪さです。

そして息苦しさは

カラダを力ませ、ココロの感度を閉ざし、自分にとって不都合な考えを持ち続けます。

息はコミュニケーションでもあります。

場の空気や相手への影響力にもなります。

深い息を心がけるだけでも姿勢は変わっていきます。

快・不快の感覚

ココロの正体

それが快・不快の感覚です。

ココロとは感情でも思いでもなく

この快・不快という感覚のことです。

“内蔵とこころ 三木成夫”

ぜひ、この本を手に取ってみてください。

この本の中で三木先生もこのことについて書かれています。

姿勢が悪くなると

皮膚の感度が悪くなり、ココロの感度が鈍ります。

快・不快をきちんと受信できるようになると

ココロのセンサーは正しく作動して、それに見合った姿勢になることでしょう。

視野を広く

目の届く範囲は手の届く範囲

視野は手を広げた角度に比例します。

視野が狭くなるとカラダは目線に向かって動くので、前に目線が行くと背中は丸くなります。

視野を広くするには、眼球をよく動かすこと。

目の筋肉をストレッチするような感覚で、目を動かすだけでも眼精疲労や首の疲れにも効果があります。

頭は骨盤に

さいごは頭を骨盤に収めましょう。

頭を骨盤に収納するような感覚でいると、肚に重心がきて

カラダがしっかりした感覚になります。

いつもそこに重さを感じることで、骨盤自体も動き方が変わってきますよ。

これは人類の進化を見ていてふと思いついた考えでした。

頭骨の大きさと仙骨の形状

これらが比例して進化していくことを見たときに

頭と骨盤

この両者は立つという姿勢に非常に密接な関係性を持つのではないか?

そういう発想のもと

頭を骨盤に内包するイメージをしたところ

安定感が違う!そんな実感を得たのです。

まとめ

姿勢と一言でいっても

施術内容やサービスによって色々な考え方、価値観があります。

あらゆることに言えますが

継続できること

感性が合うこと

自主的にすること

ここが合うものを選んでほしいと思います。

じぶんになおる整体では

基本となる6つのポイントを書きましたが

施術の中では、一緒に癖や無意識の習慣、考え方などをみつけていきながら

あなたがラクな姿勢に取り組んでいきます。

まずはこの6つのことをやってみてほしいですね。

それで効果を感じた方はきっと

じぶんになおる整体の世界がフィットすると思いますよ。

まるさん通信ではもう少し具体的なコツも含めて書いています。

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